■特別なメタバースコンサート

シンガーソングライターのGahoが、初のグローバルオンラインコンサート「Ride Out」を盛況裡に終えた。

Gahoは29日、K-POPプラットフォーム「amazer」を通じてメタバース型オンラインコンサート「Ride Out」を開催。Gahoの新曲「RIDE」を含む代表曲や、ドラマOST、グローバルカバー曲など多彩な構成のセットリストで「耳福」をプレゼントした。

「大変な状況を耐える」という、比喩的なタイトルでもある今回のコンサート「Ride Out」は、約2時間にわたり、Gahoの代表曲「ここにいて」を皮切りに、新しく編曲した「Then」「Memory」をはじめ「FLY」「Beautiful」などコンサートタイトルのように明るく肯定的な選曲でファンを慰めた。

今回のコンサートは、Gahoと音楽作業を共にするクルー「KAVE」が出演し、バンド編曲から演奏までを担当、Gahoのさわやかな歌唱力にパワフルなバンドのサウンドを加えた。それだけでなく、今回の公演のために特別製作されたブリッジ映像も上映され、注目を集めた。映像には、コロナで止まってしまった日常が再び始まることを願う希望のメッセージが盛り込まれている。

また、今回の公演では、ファンが自分好みに着飾ったアバター（キャラクター）を通じて、仮想のコンサート会場に入場できるというメタバースサービスを提供、ファンとのより活発な交流を試みた。

他にもファンのためのリアルタイム英語字幕の提供や、リアルタイムO.Xクイズ、ガチャ型ラッキーボックス、スターを後援できるスターバルーン、公演会場のテーマ変更など、ゲーミフィケーション（ゲーム+コミュニケーション）が加味され、グローバルファンとも疎通する特別な時間を作った。

代表曲「はじまり」をアンコールソングに公演を終えたGahoは、「コロナがこれほど長引くとは思いませんでした。日常的にしていた事ができなったり、皆が大変な状況です。コンサートのタイトル「Ride Out」のように、皆が安全に日常に戻るまで元気でいてほしいですし、私も皆さんのためにいつも音楽で応援していきます。初めてのオンラインコンサートを見てくださってありがとうございます。」と感想を伝えた。

一方、Gahoは12日にリリースしたシングル「RIDE」に続き、下半期の正規アルバム発売に向けて曲作業を続けている。